ウツで人は死なない
ウツはただ
うつ向いている時期なだけ
ウツで人は死なない
ウツはただ
自らを討つ的にして
うっそうとした
あふれんばかりの生のエネルギーを
うつ向いて押さえこんでいるだけ
ウツで人は死なない
美しくありたいと願うから
人は死んでいくのだ
うつ向いていてもいい
美しくなくても…
しぶとさのなかに光る
一粒の希望を手にすることが
人が生きることの意味なのだから
「救世主は一度死んで生き返る」と言われていて、
人は一生の内に二回生まれなければならなりません。
一回目は、母の胎内から
二回目は、自らの思考から
自ら・・・だから誰も助けられない。
結局は、自分で殻を破り、生まれなければいけない。
昔どこかで「神はたすけてくれないから、神を信じない」と言っている人をみましたが、
「いや、助けたくても助けられないんだよ、甘えをすて自分でとびら開けなくちゃいけんからね」と、そんなことを思いました。
この世に生を受ける時、誰もが一度眠らせた天照大神(自分らしく生きるチカラ)を蘇らせる方法こそ、
日本神話「天の岩戸」のお話に伝わっている儀式なのです。
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太陽神である天照大神が、スサナルの大神の無礼な振る舞いに心を痛め、真っ暗な岩戸のなかへ隠れ、太陽が失われた世界も真っ暗になってしまった、岩戸隠れの伝説。
その岩戸を開くために・・・
八百万の神(やおよろずのかみ)は長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせ
イシコリドメが鏡をつくり
タマノオヤノミコトが勾玉(まかたま)つくり
アメノコヤネノミコトは太占(フトマニ)をして
アメノフトダマノミコトはサカキに鏡と勾玉を麻でしばり御幣(ごへい)
アメノコヤネが祝詞(のりと)を唱え
アメノウズメが舞をおどり
楽しげな舞にさそわれて岩戸から顔を出した天照大神の、その手をつかんでアメノタヂカラオが引っぱり出し、太陽の光がこの世界に戻りましたとさ。
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そのコト(出来事)が「天の岩戸」のおとぎ話として伝えられています。
なのでご先祖さまが残してくれた日本神話の、天照大神(自分らしく生きるチカラ)解放の方法を実行するコトが、日本人に生まれた誰もがもつ使命であると思います。
実はウツというのは、この「天の岩戸」を開くためのもので、ウツになる人は、自分を深く見つめられる人であると私は思います。
ウツは「自己想起」といって、自らの存在を思い出す、その入り口にもなるものです。
多くの人は、大きな勘違いをしていますが、ウツは決して病ではないというのが私の持論です。
ウツは入口・・・天照大神につながるね。
だから、人はウツでは死なない。
「うつくしさ」という人々の常識によって、あやめられるのです。
常識が人をあやめる。
常識をつくる人が、人をあやめる。
・・・そんな世のなかの異常に気づいたら、「天の岩戸」をあける、その道がひらける。
これは宗教ではなく、日本神話に秘められた事実。
私の考えではなく、日本神話に刻まれているコト。
もっと一人一人が、私たちが生まれた国、この日本について深く学ぶコトで、日本の「天の岩戸」がひらかれる。
すると、世界の「天の岩戸」もひらかれていく・・・
日月神示に書いてある、一厘のヒミツでどんでん返しとは、まさにこのコト。
戦争のない世界、地球を宇宙一幸せな星にしたいのなら、一人一人が学べばいいんだ。
この日本のコト、日本神話の神々のコト、日本の正しい歴史をね。
そして一人一人が自分のルーツを知るコトで、この世界はとても生きやすい世界に変わる。
人任せはだめ。
自分の人生のハンドルは自分で持たなきゃ、誰にどこ連れていかれるか分かったもんじゃない。
ぼくたち一人一人のチカラは微々たるものだが、日本人の団結した力は世界一強いと言われている。
そんな日本人に生まれたコトに、もっと心から誇りをもとう!
世界一の霊性の高さが、日本人の日本人たる所以。
今こそ思い出せ、魂の奥底に眠るあふれるばかりのイノチのチカラを。
それでもし死にたくなったら、素直に泣こう
天の岩戸を開くため、八百万の神(やおよろずのかみ)は長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせた。
素直な心のあらわれである、スサナルの大神が傷ついたから、天照大神は岩戸のなかに隠れちゃった。
インナーチャイルドとか、いろいろ言われているけど、素直なままの心で生きるのは苦しくなる世の中だから
「辛かったら、苦しかったら、自分がおかしいと、世界一惨めだ」と、素直な心が言うならば、
勇気をもって泣くコトが、天の岩戸をあける
最初の一歩になると思います。
私の胸の内を最後までお読みいただきありがとうございました。
愛しているよ、今日も世界を!
それではまた!
かむながらたまちはえませ いやさかましませ~
言靈ヒーリング協会®代表
水谷哲朗 拝